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まま
●日本語能力試験 旧3級
■ 構造図
 Nの
 Aい
 ANな
 Vた
 Vない
まま
■ 基本 例文
【解 説】
A.「〜まま(で)」「〜ままです」は状態(じょうたい)を表(あらわ)し、その状態(じょうたい)が、変更(へんこう)されていないことを示(しめ)す。特(とく)に、ふつうなら変更(へんこう)されたほうがいい状態(じょうたい)について、否定的(ひていてき)に評価(ひょうか)しながら使(つか)う場合(ばあい)が多(おお)い。
【例文 1】新幹線(しんかんせん)が混(こ)んでいたので、東京(とうきょう)まで2時間(じかん)以上(いじょう)立(た)ったままでした。
【例文 2】(食事中(しょくじちゅう)、子(こ)どもに注意(ちゅうい)する母親(ははおや)のことば)
食(た)べ物(もの)を口(くち)に入(い)れたまま話(はな)してはだめですよ。
【例文 3】息子(むすこ)は、今朝(けさ)も寝坊(ねぼう)して、ひげをそらないまま大学(だいがく)へ行(い)った。
【例文 4】夫(おっと)は夜(よる)遅(おそ)く帰(かえ)って来(き)て、ワイシャツのまま寝(ね)てしまった。
【例文 5】テニスの試合中(しあいちゅう)、急(きゅう)に雨(あめ)が降(ふ)ってきたが、そのまま続(つづ)けることにした。
【例文 6】(ひさしぶりにいなかに帰(かえ)ってきた友達(ともだち)との会話(かいわ))
A: 近(ちか)くにスーパーができたんだね。便利(べんり)になったな。
B: でも、病気(びょうき)になっても、薬屋(くすりや)はスーパーの中(なか)だけだし、病院(びょういん)が遠(とお)いのは不便(ふべん)なままだよ。
■ 発展 例文
【解 説】
B.「〜ままにします」の形(かたち)で、その状態(じょうたい)を変(か)えずに保(たも)つことを表(あらわ)す。
【例文 7】(食事(しょくじ)の後(あと)、かたづけるのを手伝(てつだ)おうとしている客(きゃく)に遠慮(えんりょ)して)
あ、どうぞ、そのままにしておいてください。
【例文 8】だれでも初(はじ)めて好(す)きになった人(ひと)の思(おも)い出(で)は美(うつく)しいままにしておきたいだろう。
【例文 9】暑(あつ)いので、冷房(れいぼう)をつけたままにして寝(ね)たら、のどが痛(いた)くなりました。
【例文10】わからないことは、わからないままにしておかないで、きちんと調(しら)べたほうがいい。

【解 説】
C.「〜ままになっています」の形(かたち)で、その状態(じょうたい)が、変(か)わらずにあることを示(しめ)す。だれがそのように保(たも)っているかはわからないか、または、はっきり述(の)べる必要(ひつよう)がないときに使(つか)う。
【例文11】息子(むすこ)はゆうべ帰(かえ)ってこなかったようだ。ベッドがきれいなままになっている。
【例文12】(有名(ゆうめい)な作家(さっか)○○の家(いえ)を見学(けんがく)に来(き)た人(ひと)へのガイドの説明(せつめい))
部屋(へや)の中(なか)は、机(つくえ)の上(うえ)のペンやノートなど、すべて○○が生(い)きていた時(とき)のままになっております。
■ 先生へ
● A、Bで「まま」に接続(せつぞく)するた形(けい)の動詞(どうし)Vには、瞬間的(しゅんかんてき)な動作(どうさ)や変化(へんか)を表(あらわ)すものを使(つか)う。たとえば、「歩(ある)きます」は継続的(けいぞくてき)な動作(どうさ)を表(あらわ)すので、「まま」は使(つか)えない。
例 弟(おとうと)は歩(ある)いたままジュースを飲(の)んでいる。(×)
弟(おとうと)は歩(ある)きながらジュースを飲(の)んでいる。(○)
●「思(おも)う」「言(い)う」「感(かん)じる」などの動詞(どうし)の辞書形(じしょけい)+「ままに」で、したいと思(おも)ったことや感(かん)じたことをその通(とお)りに再現(さいげん)するという意味(いみ)を表(あらわ)す使(つか)い方(かた)もある。
例 1 美術(びじゅつ)の教師(きょうし)は、学校(がっこう)から見(み)える景色(けしき)を、生徒(せいと)の思(おも)うままに描(えが)かせた。
2 結婚(けっこん)するまで料理(りょうり)をしたことがなかったので、はじめは、妻(つま)に言(い)われるままに野菜(やさい)の切(き)り方(かた)や肉(にく)の焼(や)き方(かた)を覚(おぼ)えていった。
■ 関連文法項目
Vています
VてV
Vないで
Vながら
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