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Vところです/Vているところです/Vたところです
●日本語能力試験 旧3級
 構造図
(1)
Vところです

V:辞書形(じしょけい)

(2)
Vているところです

V:て(けい)

(3)
Vたところです

V:た(けい)
 基本 例文
(1)
【解 説】
A.「Vところです」で、Vの動作(どうさ)(おこな)われるすぐ(まえ)直前(ちょくぜん))であることを(しめ)す。「これから」「ちょうど(いま)から」などの(とき)(あらわ)表現(ひょうげん)といっしょに使(つか)われる。
【例文 1】ちょうど(いま)から、お(ちゃ)()むところです。いっしょにいかがですか。
【例文 2】(電話(でんわ)がかかってきて)
すみません。(いま)から()かけるところなんです。また(あと)でこちらからかけます。
【例文 3】A: もうコピーはしましたか
B: すみません。(いま)からするところです。
【例文 4】映画館(えいがかん)(はい)ったら、ちょうど映画(えいが)(はじ)まるところだった。

(2)
【解 説】
B.「Vているところです」で、Vの動作(どうさ)(おこな)われている、ちょうどその(とき)最中(さいちゅう))であることを(しめ)す。「(いま)」「ちょうど」などの(とき)(あらわ)表現(ひょうげん)といっしょに使(つか)われる。
【例文 5】(いま)ごはんを()べているところだから、食事(しょくじ)()わってから()きます。
【例文 6】(Aが友達(ともだち)(いえ)電話(でんわ)をかけた。友達(ともだち)家族(かぞく)(B)が電話(でんわ)()て)
A: ○○さん、いますか
B: (いま)、おふろに(はい)っているところなんですよ。
A: じゃあ、また(あと)でかけます。しつれいします。
【例文 7】(いま)準備(じゅんび)をしているところですから、もう(すこ)しお()ちください。
【例文 8】(いえ)(かえ)ると、(つま)食事(しょくじ)(つく)っているところだった。

(3)
【解 説】
C.「Vたところです」で、Vの動作(どうさ)(おこな)われたすぐ(あと)直後(ちょくご))であることを(しめ)す。「たった(いま)」などの(とき)(あらわ)表現(ひょうげん)といっしょに使(つか)われる。
【例文 9】たった(いま)()きたところです。これから()かける準備(じゅんび)をします。
【例文10】A: ○○さん、いますか
B: たった(いま)(かえ)ったところです。まだこの建物(たてもの)(なか)にいると(おも)いますよ。
【例文11】(えき)()いたら、電車(でんしゃ)(えき)()たところだった。(つぎ)電車(でんしゃ)()たなければならない。
【例文12】A: ただいま
B: お(かえ)りなさい。ちょうどよかった。ごはんができたところよ。さあ()べましょう
 先生へ
●「ところ」は「場所(ばしょ)」を(あらわ)すが、ここでは「(とき)」を(あらわ)す。
●「Vているところ」のV(動詞(どうし))は「()べる」などのように動作性(どうさせい)があるものを使(つか)う。(ひと)動物(どうぶつ)以外(いがい)のものの(うご)きを(あらわ)動詞(どうし)(「()る」「()く」など)や、状態(じょうたい)(あらわ)動詞(どうし)(「ある」「いる」など)、瞬間性(しゅんかんせい)動詞(どうし)(「()つ」「()る」「(すわ)る」など)は使(つか)えない。
●「〜ところ」は「ところだ」のほかに、助詞(じょし)「へ、を、に、で」がつく表現(ひょうげん)がある。
例 1 食事(しょくじ)をしているところへ、(ちち)(かえ)ってきた。
2 (はは)(いもうと)(あそ)んでいるところを(たの)しそうに()ていた。
3 彼女(かのじょ)2人(ふたり)(はな)しているところに、友達(ともだち)()た。
4 コピーを1(まい)したところで、コピー()(こわ)れてしまった。
●「Vたところだ」も「Vたばかりだ」も動作(どうさ)(おこな)われた直後(ちょくご)(あらわ)すが、「Vたばかりだ」は(はな)()の「動作(どうさ)完了(かんりょう)してからあまり時間(じかん)がたっていない」という気持(きも)ちがある。
例 たった(いま)ごはんを()べたところです。(食事(しょくじ)()わってすぐ)
1時間前(じかんまえ)にごはんを()べたばかりなので、まだおなかがすいていません。
食事(しょくじ)()わってから、まだあまり時間(じかん)がたっていない)
●「Vていたところだ」は、(まえ)からその状態(じょうたい)(つづ)いていたことを(あらわ)す。(かんが)えや気持(きも)ちを説明(せつめい)する場合(ばあい)によく使(つか)われる。
例 (Aさんから電話(でんわ)がかかってきて)
Aさんですか。ちょうどよかった。(わたし)もAさんに(はな)したいことがあって、これから、Aさんに電話(でんわ)をしようと(おも)っていたところなんですよ。
●「Vところだった」「Vていたところだった」は事実(じじつ)(ちが)うことを()うときに使(つか)われることがある。(ふた)つの(ぶん)意味(いみ)(おな)じ。
例 地図(ちず)がなかったら、(みち)間違(まちが)えるところだった。(実際(じっさい)間違(まちが)えなかった)
地図(ちず)がなかったら、(みち)間違(まちが)えていたところだった。
○「Vるところだ」「Vているところだ」は相手(あいて)自分(じぶん)状況(じょうきょう)(つた)えるときに使(つか)表現(ひょうげん)で、(さそ)ったり、(ことわ)ったりするときによく使(つか)う。「これからV1ところだから、いっしょにV2ませんか」と(さそ)い、「すみません、(いま)V3ているところなので。」と(ことわ)場面(ばめん)設定(せってい)して練習(れんしゅう)するとよい。
○「Vたところだ」は「A: もうVましたか。B: はい、たった(いま)Vたところです」のように会話(かいわ)練習(れんしゅう)するとよい。
 関連文法項目
Vています
Vたばかりです
Vて形
Vた形
V辞書形
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