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ながら
●日本語能力試験 旧2級
■ 構造図
 N(であり)
Aい
AN(であり)
V
ながらS

V:Vます
■ 基本 例文
【解 説】
A. 予想(よそう)されるのと反対(はんたい)の結果(けっか)になったことを表(あらわ)すときに使(つか)う。
【例文 1】まだ新入社員(しんにゅうしゃいん)ながら、会社(かいしゃ)のために一生懸命(いっしょうけんめい)頑張(がんば)ります。
【例文 2】○○さんは95歳(さい)という年齢(ねんれい)でありながら、毎朝(まいあさ)5kmのジョギングを休(やす)んだことはない。
【例文 3】田中(たなか)さんは小(ちい)さいながら、自分(じぶん)の家(いえ)を建(た)てることができた。
【例文 4】(プレゼントを渡(わた)しながら)
ささやかながら、私(わたし)たちからのお礼(れい)の品(しな)です。
【例文 5】残念(ざんねん)ながら、あなたはテストに合格(ごうかく)できませんでした。
【例文 6】やってはいけないことだと知(し)りながら、店(みせ)のお金(かね)を盗(ぬす)んでしまったのです。
【例文 7】毎年(まいとし)検査(けんさ)をしていながら、病気(びょうき)を見(み)つけられなかったそうですよ。
【例文 8】A: ここにいる人(ひと)は皆(みな)、その事故(じこ)を見(み)ていたんです。
B: 全員(ぜんいん)が見(み)ていながら、誰(だれ)も助(たす)けられなかったのですね。
【例文 9】先生(せんせい): あんなに練習(れんしゅう)しておきながら、なぜ、面接(めんせつ)では答(こた)えられなかったのですか。
学生(がくせい): 緊張(きんちょう)して、全部(ぜんぶ)忘(わす)れてしまったんです。
■ 先生へ
● 状態(じょうたい)を表(あらわ)す表現(ひょうげん)に接続(せつぞく)することが多(おお)い。同(おな)じ時(とき)に二(ふた)つの動作(どうさ)をする「V1ながらV2」は、動作性(どうさせい)の動詞(どうし)に接続(せつぞく)する。また、「V1ながらV2」は、主語(しゅご)が同(おな)じでなければならないが、この用法(ようほう)の「ながら」は主語(しゅご)が異(こと)なることもある。
●【例文 5】や【例文 6】のように、決(き)まった表現(ひょうげん)で使(つか)われることが多(おお)い。
●「ながら」は副詞(ふくし)などその他(ほか)の品詞(ひんし)、否定形(ひていけい)や「ない」に接続(せつぞく)することもできる。
例 1 みんなに頼(たの)まれて、いやいやながらリーダーを引(ひ)き受(う)けた。
2 「男(おとこ)は仕事(しごと)、女(おんな)は家事(かじ)」という考(かんが)え方(かた)は、年々(ねんねん)わずかずつながら減(へ)ってきている。
3 完全(かんぜん)ではないながら、風邪(かぜ)がやっと治(なお)り、学校(がっこう)に来(く)ることができました。
●「ながらも」と「も」がつく場合(ばあい)がある。「ながらも」は日本語能力試験(にほんごのうりょくしけん)1級(きゅう)の項目(こうもく)。
例 田中(たなか)さんは小(ちい)さいながらも、自分(じぶん)の家(いえ)を建(た)てることができた。
●「ながら」は「が」「けれども」「のに」などと同(おな)じような意味(いみ)を表(あらわ)すが、次(つぎ)のような違(ちが)いがある。「が」は、反対(はんたい)の結果(けっか)になったという事実(じじつ)を表(あらわ)す。「けれども」は、予想(よそう)や一般論(いっぱんろん)とは反対(はんたい)の結果(けっか)になったという事実(じじつ)を表(あらわ)す。「にもかかわらず」は、予想(よそう)や一般論(いっぱんろん)と反対(はんたい)の結果(けっか)になったという事実(じじつ)を表(あらわ)し、批判(ひはん)したり、賞賛(しょうさん)したりする話(はな)し手(て)の評価(ひょうか)を表(あらわ)す。「のに」は予想(よそう)や目標(もくひょう)と反対(はんたい)の結果(けっか)になったことを表(あらわ)し、批判(ひはん)や残念(ざんねん)な気持(きも)ちを表(あらわ)す。
■ 関連文法項目
Vながら
といっても
にかかわらず/にもかかわらず/にかかわりなく
とはいえ
ものの
が(接続)
のに
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