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いただきます/くださいます/さしあげます
●日本語能力試験 3級
構造図
(1)                                  
N1 は/が N2 N3 くださいます

N1:ものを(あた)える(ひと)目上(めうえ)(ひと)
N2:ものを()()(ひと)
N3:もの
(2)                                  
N1 は/が N2 N3 いただきます

N1:ものを()()(ひと)
N2:ものを(あた)える(ひと)目上(めうえ)(ひと)
N3:もの
(3)                                  
N1 は/が N2 N3 さしあげます

N1:ものを(あた)える(ひと)
N2:ものを()()(ひと)目上(めうえ)(ひと)
N3:もの
基本 例文
(1)
【解説】
A.構造図(こうぞうず)(1)で、N1がN2にものを(あた)えることを(あらわ)す。 N1が目上(めうえ)(ひと)のとき、「くれます」のかわりに「くださいます」を使(つか)う。
【例文 1】入院(にゅういん)している(とき)課長(かちょう)がおみまいにくだものをくださいました。
【例文 2】(Bの(いえ)で)
A: すてきな()ですね。
B: むすめが()まれた(とき)会社(かいしゃ)部長(ぶちょう)がくださったんですよ。
【例文 3】中学校(ちゅうがっこう)先生(せんせい)がくださった辞書(じしょ)は、(いま)でも大切(たいせつ)使(つか)っています。
【例文 4】学校(がっこう)を1週間休(しゅうかんやす)んでいたら、先生(せんせい)心配(しんぱい)して電話(でんわ)をくださいました。

(2)
【解説】
B. 構造図(こうぞうず)(2)で、N1がN2からものを()けることを(あらわ)す。N2が目上(めうえ)(ひと)のとき、「もらいます」のかわりに「いただきます」を使(つか)う。
【例文 5】旅行中(りょこうちゅう)の○○先生(せんせい)に、()はがきをいただきました。
【例文 6】学生(がくせい)先生(せんせい)資料(しりょう)のコピーをいただいてもよろしいですか。
先生(せんせい): どうぞ。
【例文 7】社員(しゃいん)A: 課長(かちょう)映画(えいが)のチケットをいただいたので、いっしょに()()きませんか。
社員(しゃいん)B: ええ、いいですね。(なん)映画(えいが)ですか。
【例文 8】店員(てんいん): きのうはお電話(でんわ)をいただき、ありがとうございました。そちらが(うご)かなくなった時計(とけい)ですか。
(きゃく):ええ。なおるでしょうか。
【例文 9】結婚式(けっこんしき)で、部長(ぶちょう)にあたたかいお(いわ)いのことばをいただきました。

(3)
【解説】
C. 構造図(こうぞうず)(3)で、N1がN2にものを(あた)えることを(あらわ)す。N2が目上(めうえ)(ひと)のとき、「あげます」のかわりに「さしあげます」を使(つか)う。
【例文 10】夏休(なつやす)みにいなかへ(かえ)った(とき)中学校(ちゅうがっこう)(とき)先生(せんせい)におみやげをさしあげました。
【例文 11】(来月(らいげつ)会社(かいしゃ)をやめる部長(ぶちょう)について(はな)している)
社員(しゃいん)A: 部長(ぶちょう)(なに)をさしあげましょうか。
社員(しゃいん)B: お(はな)はいかがですか。
【例文 12】ケーキをやいたので、近所(きんじょ)のおばあさんにもさしあげました。
【例文 13】(レストランで)
店員(てんいん)A: むこうのテーブルのお(きゃく)さまにお(みず)をさしあげましたか。
店員(てんいん)B: すみません、まだでした。
先生へ
●「くださいます」は「くれます」の尊敬語(そんけいご)、「いただきます」「さしあげます」は「もらいます」「あげます」の謙譲語(けんじょうご)で、いずれも敬語(けいご)表現(ひょうげん)である。
●「目上(めうえ)(ひと)」とは、先生(せんせい)会社(かいしゃ)上司(じょうし)(きゃく)などである。 【例文12】のように、年上(としうえ)目上(めうえ)(ひと)とすることがある。
●N1、N2がだれかわかっている場合(ばあい)は、「N1は/が」「N2に」は省略(しょうりゃく)されることがある。(とく)に、 「くださいます」では、N2はたいてい(はな)()、 または(はな)()(ふく)(ひと)たちなので、「N2に」は省略(しょうりゃく)されることが(おお)い。
●(2)の「いただきます」の場合(ばあい)、「に」のかわりに「から」もよく使われる。
(れい) 結婚式(けっこんしき)で、部長(ぶちょう)からあたたかいお(いわ)いのことばをいただきました。
○(3)の「さしあげます」の場合(ばあい)目上(めうえ)(ひと)直接(ちょくせつ)()うと失礼(しつれい)表現(ひょうげん)になることがあるので、 注意(ちゅうい)する。
(れい) 学生(がくせい): 先生(せんせい)これ、さしあげます旅行(りょこう)のおみやげです。(×)
先生(せんせい)これ、どうぞ旅行(りょこう)のおみやげです。(○)
○「くださいます」「いただきます」「さしあげます」を正確(せいかく)使(つか)えるようにするためには、「くれます」「もらいます」「あげます」と(おな)じように、 「ウチ・ソト」の関係(かんけい)理解(りかい)必要(ひつよう)である。(資料(しりょう)授受(じゅじゅ)表現(ひょうげん)参照(さんしょう)
関連文法項目
あげます
もらいます
Vてもらいます
Vてくれます
尊敬の意味を持つ動詞
謙譲の意味を持つ動詞
くれます
Vてあげます
Vてくださいます/Vてくださいませんか
Vていただきます/Vていただけませんか/Vていただきたいんですが
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