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BTS00018
「教科書を作ろう」文法解説
ふりがな
こそあど
●日本語能力試験 旧3級
■
構造図
こ
そ
あ
ど
代名詞
(
だいめいし
)
もの
これ
それ
あれ
どれ
場所
(
ばしょ
)
ここ
そこ
あそこ
どこ
+N
修飾
(
しゅうしょく
)
する
名詞
(
めいし
)
を
限定
(
げんてい
)
このN
そのN
あのN
どのN
修飾
(
しゅうしょく
)
する
名詞
(
めいし
)
の
属性
(
ぞくせい
)
(
状態
(
じょうたい
)
)
こんなN
そんなN
あんなN
どんなN
方向
(
ほうこう
)
こちら
そちら
あちら
どちら
こっち
そっち
あっち
どっち
方法
(
ほうほう
)
こう
そう
ああ
どう
■
基本 例文
【解 説】
A.「こそあ」は、
会話
(
かいわ
)
や
文章
(
ぶんしょう
)
の
中
(
なか
)
で、すでに
話題
(
わだい
)
として
出
(
で
)
たことを
指
(
さ
)
す
場合
(
ばあい
)
に
使
(
つか
)
う。解説>
【例文 1】
去年
(
きょねん
)
の12
月
(
がつ
)
7
日
(
か
)
に
日本
(
にほん
)
へ
来
(
き
)
ました。その
日
(
ひ
)
はとても
寒
(
さむ
)
い
日
(
ひ
)
でした。
【例文 2】
先月
(
せんげつ
)
、
北海道
(
ほっかいどう
)
の
札幌
(
さっぽろ
)
へ
行
(
い
)
きました。そこで
雪祭
(
ゆきまつ
)
りを
見
(
み
)
ました。
【例文 3】A:
田中一郎
(
たなかいちろう
)
さんという
人
(
ひと
)
から
電話
(
でんわ
)
がありましたよ。
B: えっ? そんな
人
(
ひと
)
知
(
し
)
りません。
【例文 4】A: かさじぞうという
昔話
(
むかしばなし
)
を
知
(
し
)
っていますか。
B: いいえ、その
昔話
(
むかしばなし
)
はどんな
話
(
はなし
)
ですか。
【例文 5】A:
先週
(
せんしゅう
)
見
(
み
)
たあの
映画
(
えいが
)
、おもしろかったですね。
B: ええ、もう
一度
(
いちど
)
見
(
み
)
たいですね。
【例文 6】(
歴史館
(
れきしかん
)
で
江戸時代
(
えどじだい
)
の
説明
(
せつめい
)
を
聞
(
き
)
きながら)
A: あのう、この
時代
(
じだい
)
にはもう
電気
(
でんき
)
がありましたか。
B: いいえ、
電気
(
でんき
)
はまだありませんでした。
この
時代
(
じだい
)
にはランプやろうそくを
使
(
つか
)
っていました。例文>
【解 説】
B.「こそあ」は、
聞
(
き
)
き
手
(
て
)
と
話
(
はな
)
し
手
(
て
)
が
会話
(
かいわ
)
で
話題
(
わだい
)
として
出
(
で
)
たことを
知
(
し
)
っているかどうかで
使
(
つか
)
い
方
(
かた
)
が
違
(
ちが
)
う。
「そ」グループ1
・
話
(
はな
)
し
手
(
て
)
は
話題
(
わだい
)
に
出
(
で
)
ていることを
知
(
し
)
っているが、
聞
(
き
)
き
手
(
て
)
は
知
(
し
)
らないと
話
(
はな
)
し
手
(
て
)
が
思
(
おも
)
っているとき。解説>
【例文 1】
去年
(
きょねん
)
の12
月
(
がつ
)
7
日
(
か
)
に
日本
(
にほん
)
へ
来
(
き
)
ました。その
日
(
ひ
)
はとても
寒
(
さむ
)
い
日
(
ひ
)
でした。
【例文 2】
先月
(
せんげつ
)
、
北海道
(
ほっかいどう
)
の
札幌
(
さっぽろ
)
へ
行
(
い
)
きました。そこで
雪祭
(
ゆきまつ
)
りを
見
(
み
)
ました。例文>
【解 説】
「そ」グループ2
・
話
(
はな
)
し
手
(
て
)
が
会話
(
かいわ
)
の
相手
(
あいて
)
が
話題
(
わだい
)
として
出
(
だ
)
したことを
知
(
し
)
らないとき。解説>
【例文 3】A:
田中一郎
(
たなかいちろう
)
さんという
人
(
ひと
)
から
電話
(
でんわ
)
がありましたよ。
B: えっ? そんな
人
(
ひと
)
知
(
し
)
りません。
【例文 4】A: かさじぞうという
昔話
(
むかしばなし
)
を
知
(
し
)
っていますか。
B: いいえ、その
昔話
(
むかしばなし
)
はどんな
話
(
はなし
)
ですか。例文>
【解 説】
「あ」グループ
・
話
(
はな
)
し
手
(
て
)
と
聞
(
き
)
き
手
(
て
)
の
両方
(
りょうほう
)
が
話題
(
わだい
)
に
出
(
で
)
ていることを
知
(
し
)
っているとき。解説>
【例文 5】A:
先週
(
せんしゅう
)
見
(
み
)
たあの
映画
(
えいが
)
、おもしろかったですね。
B: ええ、もう
一度
(
いちど
)
見
(
み
)
たいですね。例文>
【解 説】
「こ」グループ
・
話
(
はな
)
し
手
(
て
)
が
話題
(
わだい
)
に
出
(
で
)
ていることを
知
(
し
)
っているとき。解説>
【例文 6】(
歴史館
(
れきしかん
)
で
江戸時代
(
えどじだい
)
の
説明
(
せつめい
)
を
聞
(
き
)
きながら)
A: あのう、この
時代
(
じだい
)
にはもう
電気
(
でんき
)
がありましたか。
B: いいえ、
電気
(
でんき
)
はまだありませんでした。
この
時代
(
じだい
)
にはランプやろうそくを
使
(
つか
)
っていました。例文>
■
先生へ
●
発展形
(
はってんけい
)
として、
次
(
つぎ
)
のようなことばがある。
例 この : このような、このように
こんな: こんなに、こんなふうに
こう : こういう、こういうふうに、こうして
●「こ」グループは、ある
話題
(
わだい
)
を
最初
(
さいしょ
)
に
出
(
だ
)
した
人
(
ひと
)
だけが
使
(
つか
)
える。
●「こそあ」には、
実際
(
じっさい
)
に
話
(
はな
)
している
場面
(
ばめん
)
で、そこにあるものなど
目
(
め
)
で
見
(
み
)
ることができることを
指
(
さ
)
す
用法
(
ようほう
)
もある。(
「これ/それ/あれ」
、
「この/その/あの」
、
「ここ/そこ/あそこ」
参照
(
さんしょう
)
)
○ A.の
用法
(
ようほう
)
は、
初級
(
しょきゅう
)
レベルでも
会話
(
かいわ
)
や
読
(
よ
)
みものなどに
出
(
で
)
てくるが、「こそあ」の
使
(
つか
)
い
分
(
わ
)
けがむずかしいので、
会話
(
かいわ
)
や
読
(
よ
)
みものの
内容理解
(
ないようりかい
)
を
間違
(
まちが
)
えないように
指導
(
しどう
)
する
程度
(
ていど
)
にしたほうがよい。
■
れんしゅう
16-5 すずめのお宿
■
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この/その/あの
ここ/そこ/あそこ
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