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こそあど
●日本語能力試験 旧3級
 構造図


代名詞(だいめいし)ものこれそれあれどれ
場所(ばしょ)ここそこあそこどこ
+N修飾(しゅうしょく)する名詞(めいし)限定(げんてい)このNそのNあのNどのN
修飾(しゅうしょく)する名詞(めいし)属性(ぞくせい)状態(じょうたい)こんなNそんなNあんなNどんなN
方向(ほうこう)こちらそちらあちらどちら
こっちそっちあっちどっち
方法(ほうほう)こうそうああどう
 基本 例文
【解 説】
A.「こそあ」は、会話(かいわ)文章(ぶんしょう)(なか)で、すでに話題(わだい)として()たことを()場合(ばあい)使(つか)う。
【例文 1】去年(きょねん)の12(がつ)7()日本(にほん)()ました。その()はとても(さむ)()でした。
【例文 2】先月(せんげつ)北海道(ほっかいどう)札幌(さっぽろ)()きました。そこで雪祭(ゆきまつ)りを()ました。
【例文 3】A: 田中一郎(たなかいちろう)さんという(ひと)から電話(でんわ)がありましたよ。
B: えっ? そんな(ひと)()りません。
【例文 4】A: かさじぞうという昔話(むかしばなし)()っていますか。
B: いいえ、その昔話(むかしばなし)はどんな(はなし)ですか。
【例文 5】A: 先週(せんしゅう)()たあの映画(えいが)、おもしろかったですね。
B: ええ、もう一度(いちど)()たいですね。
【例文 6】(歴史館(れきしかん)江戸時代(えどじだい)説明(せつめい)()きながら)
A: あのう、この時代(じだい)にはもう電気(でんき)がありましたか。
B: いいえ、電気(でんき)はまだありませんでした。
この時代(じだい)にはランプやろうそくを使(つか)っていました。


【解 説】
B.「こそあ」は、()()(はな)()会話(かいわ)話題(わだい)として()たことを()っているかどうかで使(つか)(かた)(ちが)う。
「そ」グループ1
(はな)()話題(わだい)()ていることを()っているが、()()()らないと(はな)()(おも)っているとき。
【例文 1】去年(きょねん)の12(がつ)7()日本(にほん)()ました。その()はとても(さむ)()でした。
【例文 2】先月(せんげつ)北海道(ほっかいどう)札幌(さっぽろ)()きました。そこで雪祭(ゆきまつ)りを()ました。


【解 説】
「そ」グループ2
(はな)()会話(かいわ)相手(あいて)話題(わだい)として()したことを()らないとき。
【例文 3】A: 田中一郎(たなかいちろう)さんという(ひと)から電話(でんわ)がありましたよ。
B: えっ? そんな(ひと)()りません。
【例文 4】A: かさじぞうという昔話(むかしばなし)()っていますか。
B: いいえ、その昔話(むかしばなし)はどんな(はなし)ですか。


【解 説】
「あ」グループ
(はな)()()()両方(りょうほう)話題(わだい)()ていることを()っているとき。
【例文 5】A: 先週(せんしゅう)()たあの映画(えいが)、おもしろかったですね。
B: ええ、もう一度(いちど)()たいですね。


【解 説】
「こ」グループ
(はな)()話題(わだい)()ていることを()っているとき。
【例文 6】(歴史館(れきしかん)江戸時代(えどじだい)説明(せつめい)()きながら)
A: あのう、この時代(じだい)にはもう電気(でんき)がありましたか。
B: いいえ、電気(でんき)はまだありませんでした。
この時代(じだい)にはランプやろうそくを使(つか)っていました。
 先生へ
発展形(はってんけい)として、(つぎ)のようなことばがある。
例 この : このような、このように
こんな: こんなに、こんなふうに
こう : こういう、こういうふうに、こうして
●「こ」グループは、ある話題(わだい)最初(さいしょ)()した(ひと)だけが使(つか)える。
●「こそあ」には、実際(じっさい)(はな)している場面(ばめん)で、そこにあるものなど()()ることができることを()用法(ようほう)もある。(「これ/それ/あれ」「この/その/あの」「ここ/そこ/あそこ」 参照(さんしょう)
○ A.の用法(ようほう)は、初級(しょきゅう)レベルでも会話(かいわ)()みものなどに()てくるが、「こそあ」の使(つか)()けがむずかしいので、会話(かいわ)()みものの内容理解(ないようりかい)間違(まちが)えないように指導(しどう)する程度(ていど)にしたほうがよい。
 れんしゅう
16-5 すずめのお宿
 関連文法項目
これ/それ/あれ
この/その/あの
ここ/そこ/あそこ
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