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のに
●日本語能力試験 旧3級
■ 構造図

N1がN2
A
AN
V
S1
のにS2

N2/A/AN/V:常体形(じょうたいけい)。ただし、「Nだ→Nな」「ANだ→ANな」
■ 基本 例文
【解 説】
A.「S1のにS2」で、S2がS1から当然予測(とうぜんよそく)される状態(じょうたい)、結果(けっか)とは食(く)い違(ちが)っていることを表(あらわ)す。
【例文 1】梅雨(つゆ)なのに、雨(あめ)がぜんぜん降(ふ)りません。
【例文 2】田中(たなか)さんは家(いえ)が近(ちか)いのに、よく遅刻(ちこく)します。
【例文 3】波(なみ)が高(たか)くて危険(きけん)なのに、サーフィンをしている人(ひと)がいます。
【例文 4】風邪(かぜ)で熱(ねつ)があるのに、中山(なかやま)さんは授業(じゅぎょう)を休(やす)みません。
【例文 5】一生懸命(いっしょうけんめい)勉強(べんきょう)したのに、試験(しけん)に落(お)ちてしまいました。
【例文 6】A: 田中(たなか)さんは?
B: もう帰(かえ)りました。
A: いっしょに帰(かえ)ろうと思(おも)ったのに。
【例文 7】A: きのう、ずっと待(ま)っていたのに、どうして来(こ)なかったんですか。
B: ごめんなさい。急(きゅう)にお腹(なか)が痛(いた)くなってしまったんです。
【例文 8】あとで食(た)べようと思(おも)って冷蔵庫(れいぞうこ)に入(い)れておいたのに、だれが食(た)べたんですか。  


【解 説】
B. N1が話(はな)し手(て)の場合(ばあい)、不満(ふまん)、残念(ざんねん)だという気持(きも)ちを表(あらわ)す。
【例文 5】一生懸命(いっしょうけんめい)勉強(べんきょう)したのに、試験(しけん)に落(お)ちてしまいました。
【例文 6】A: 田中(たなか)さんは?
B: もう帰(かえ)りました。
A: いっしょに帰(かえ)ろうと思(おも)ったのに。
【例文 7】A: きのう、ずっと待(ま)っていたのに、どうして来(こ)なかったんですか。
B: ごめんなさい。急(きゅう)にお腹(なか)が痛(いた)くなってしまったんです。
【例文 8】あとで食(た)べようと思(おも)って冷蔵庫(れいぞうこ)に入(い)れておいたのに、だれが食(た)べたんですか。  


【解 説】
C. S2で表(あらわ)されることがわかっている場合(ばあい)には、省略(しょうりゃく)されることがある。
【例文 6】A: 田中(たなか)さんは?
B: もう帰(かえ)りました。
A: いっしょに帰(かえ)ろうと思(おも)ったのに。


【解 説】
D. 質問文(しつもんぶん)は、「S1のに、S2んですか」の形(かたち)になる。
【例文 7】A: きのう、ずっと待(ま)っていたのに、どうして来(こ)なかったんですか。
B: ごめんなさい。急(きゅう)にお腹(なか)が痛(いた)くなってしまったんです。
【例文 8】あとで食(た)べようと思(おも)って冷蔵庫(れいぞうこ)に入(い)れておいたのに、だれが食(た)べたんですか。  
■ 先生へ
● S1とS2は、事実(じじつ)(すでに起(お)こったことや現在(げんざい)の状態(じょうたい))、または話(はな)し手(て)の判断(はんだん)でなければならない。
● S2に、以下(いか)のような意志的(いしてき)な表現(ひょうげん)は使(つか)えない。
依頼(いらい): Vてください/Vてくださいませんか など
意志(いし): Vよう/Vようとおもいます など
願望(がんぼう): Vたいです など
誘(さそ)い: Vましょう/Vませんか など
禁止(きんし): Vてはいけません など
●「のに」と「ても」「が(接続(せつぞく))」との違(ちが)い。

S1のにS2S1てもS2S1がS2
S1が話(はな)し手(て)の仮定(かてい)したこと×○×
S1が実際(じっさい)にあったこと、したこと○○○
話(はな)し手(て)の気持(きも)ち残念(ざんねん)、不満(ふまん)、
期待(きたい)はずれ
--
依頼(いらい)、意志(いし)、願望(がんぼう)、誘(さそ)いなどの文末表現(ぶんまつひょうげん)×○○
■ れんしゅう
19-4 手紙を出したのに
19-7 ホームステイの報告
■ 関連文法項目
ても
常体形
が(接続)
■ 使うイラスト
のに
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