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Vてくれます
●日本語能力試験 旧3級
■ 構造図

N1は/がN2にVてくれます

N1:Vの動作主(どうさしゅ)
N2:Vの動作(どうさ)の受(う)け手(て)
■ 基本 例文
【解 説】
A. N1がN2の利益(りえき)になる行為(こうい)、動作(どうさ)をすることを表(あらわ)す。
【例文 1】山本(やまもと)さんは、よく、わたしたちに料理(りょうり)を作(つく)ってくれます。
【例文 2】風邪(かぜ)で学校(がっこう)を休(やす)んだら、次(つぎ)の日(ひ)、中田(なかた)さんがノートを見(み)せてくれました。
【例文 3】傘(かさ)がなくて困(こま)っていたとき、中山(なかやま)さんが貸(か)してくれました。
【例文 4】中田(なかた)さんは、わたしの財布(さいふ)をひろって届(とど)けてくれました。
【例文 5】コンピュータが動(うご)かなくなって困(こま)っていたら、中山(なかやま)さんが直(なお)してくれました。  
【例文 6】A: 山本(やまもと)さん、この間(あいだ)送(おく)ったわたしのメール、読(よ)んでくれましたか。
B: えっ、いつ送(おく)ったんですか。届(とど)いていませんよ。
【例文 7】荷物(にもつ)を持(も)ってくれて、ありがとう。
【例文 8】先週(せんしゅう)、中山(なかやま)さんはわたしを食事(しょくじ)に招待(しょうたい)してくれました。
【例文 9】A: 電車(でんしゃ)に間(ま)に合(あ)いましたか。
B: はい。山田(やまだ)さんが駅(えき)まで車(くるま)で送(おく)ってくれましたから。


【解 説】
B. N1は話(はな)し手(て)にならない。


【解 説】
C. N2はたいてい話(はな)し手(て)、または話(はな)し手(て)を含(ふく)む人(ひと)たちなので、「N2に」は省略(しょうりゃく)されることが多(おお)い。
【例文 2】風邪(かぜ)で学校(がっこう)を休(やす)んだら、次(つぎ)の日(ひ)、中田(なかた)さんがノートを見(み)せてくれました。
【例文 3】傘(かさ)がなくて困(こま)っていたとき、中山(なかやま)さんが貸(か)してくれました。
【例文 5】コンピュータが動(うご)かなくなって困(こま)っていたら、中山(なかやま)さんが直(なお)してくれました。  
【例文 7】荷物(にもつ)を持(も)ってくれて、ありがとう。
【例文 9】A: 電車(でんしゃ)に間(ま)に合(あ)いましたか。
B: はい。山田(やまだ)さんが駅(えき)まで車(くるま)で送(おく)ってくれましたから。


【解 説】
D.「N2に」が「N2を」「N2の」になることがある。
「N1は/がN2のN3をVてくれます」(N3はN2の持(も)ち物(もの)や体(からだ)の部分(ぶぶん))
【例文 4】中田(なかた)さんは、わたしの財布(さいふ)をひろって届(とど)けてくれました。
【例文 6】A: 山本(やまもと)さん、この間(あいだ)送(おく)ったわたしのメール、読(よ)んでくれましたか。
B: えっ、いつ送(おく)ったんですか。届(とど)いていませんよ。
【例文 7】荷物(にもつ)を持(も)ってくれて、ありがとう。


【解 説】
「N1は/がN2を Vてくれます」(N2はVの動作(どうさ)の対象(たいしょう))
【例文 8】先週(せんしゅう)、中山(なかやま)さんはわたしを食事(しょくじ)に招待(しょうたい)してくれました。
■ 先生へ
●「N2を」となる場合(ばあい)、Vは「案内(あんない)する、選(えら)ぶ、起(お)こす、送(おく)る、しかる、招待(しょうたい)する、育(そだ)てる、助(たす)ける、手伝(てつだ)う、ほめる、見(み)つける、迎(むか)える、呼(よ)ぶ」などの動詞(どうし)。
○ N2が話(はな)し手(て)のウチの関係(かんけい)の人(ひと)(資料(しりょう)「授受(じゅじゅ)表現(ひょうげん)」参照(さんしょう))になることがあるが、ここでは話(はな)し手(て)または話(はな)し手(て)を含(ふく)むグループに限(かぎ)って練習(れんしゅう)したほうが混乱(こんらん)しない。
例(れい) 山田(やまだ)さんは、妹(いもうと)に日本語(にほんご)を教(おし)えてくれました。
○ Vには無意志動詞(むいしどうし)を使(つか)うこともあるが、ここでは意志動詞(いしどうし)だけで練習(れんしゅう)したほうがわかりやすい。
例(れい) ずっと雨(あめ)で、なかなか晴(は)れてくれません。
○ 話(はな)し手(て)の利益(りえき)となる行為(こうい)について述(の)べるとき、「Vてくれます」を使(つか)わず、客観的(きゃっかんてき)な事実(じじつ)を述(の)べる「Vます」を使(つか)ってしまう誤用(ごよう)が多(おお)い。「Vます」では、行為(こうい)をした人(ひと)に対(たい)して失礼(しつれい)な表現(ひょうげん)になるので、注意(ちゅうい)させること。
例(れい) 山田(やまだ)さんはいろいろな料理(りょうり)を作(つく)りました。(客観的(きゃくかんてき)な事実(じじつ))
山田(やまだ)さんはいろいろな料理(りょうり)を作(つく)ってくれました。(感謝(かんしゃ)の気持(きも)ちを含(ふく)んでいる)
○「Vてくれますか」は命令(めいれい)に近(ちか)い依頼(いらい)を述(の)べるときに使(つか)われるので、いっしょに練習(れんしゅう)しないほうがよい。
○「Vてくれます」を正確(せいかく)に使(つか)えるようにするためには、「ウチ・ソト」の関係(かんけい)の理解(りかい)が必要(ひつよう)である。(資料(しりょう)「授受(じゅじゅ)表現(ひょうげん)」参照(さんしょう))
■ れんしゅう
19-5 お礼のカード
19-6 山田さんへの手紙
19-7 ホームステイの報告
■ 関連文法項目
Vてもらいます
Vて形
■ 使うイラスト
てくれます
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