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そうです(様態)
●日本語能力試験 旧3級
 構造図

A
AN
V
そうです

V:A
V:Vます
 基本 例文
【解 説】
A. ()()で、ものの様子(ようす)性質(せいしつ)推量(すいりょう)して()べるときに使(つか)う。
【例文 1】卒業式(そつぎょうしき)()先生(せんせい)にバラの(はな)をあげました。先生(せんせい)はとてもうれしそうでした。
【例文 2】(ケーキを()て)
わあ、おいしそうなケーキですね!
【例文 3】 (盆踊(ぼんおど)りを()て)
A: みんな(たの)しそうに(おど)っていますね。
B: ええ。わたしたちも(おど)りましょう。


【解 説】
B. Vで(あらわ)される状況(じょうきょう)()こる直前(ちょくぜん)状況(じょうきょう)()べるときに使(つか)う。
【例文 4】A: ポケットからお財布(さいふ)()ちそうですよ。
B: あ、ありがとう。  

【例文 5】A: あ!自転車(じてんしゃ)がたおれそうです。
B: ああ、たおれてしまいました。


【解 説】
C. (はな)()現状(げんじょう)から判断(はんだん)した、これからVのようになるだろうという予想(よそう)や、そうなる可能性(かのうせい)()べるときに使(つか)う。
【例文 6】(テニスの練習(れんしゅう)のあと、(そら)見上(みあ)げて)
(あめ)()りそうだから、(はや)くボールを(かた)づけてしまいましょう。
【例文 7】今年(ことし)文化祭(ぶんかさい)は、となりの学校(がっこう)といっしょにするので、おおぜい(ひと)()そうです。
【例文 8】A: 来年(らいねん)から○×大学(だいがく)入学試験(にゅうがくしけん)科目(かもく)()ると先生(せんせい)()っていました。
B: じゃ、受験生(じゅけんせい)()えそうですね。


【解 説】
D.「そうです」(ぶん)名詞(めいし)動詞(どうし)修飾(しゅうしょく)するときは、「そうなN」「そうにV」となる。
【例文 2】(ケーキを()て)
わあ、おいしそうなケーキですね!
【例文 3】(盆踊(ぼんおど)りを()て)
A: みんな(たの)しそうに(おど)っていますね。
B: ええ。わたしたちも(おど)りましょう。
 先生へ
● B.の場合(ばあい)(はな)()意志的(いしてき)行為(こうい)(あらわ)せない。
●「そうです」の否定形(ひていけい)は、以下(いか)のようになる。否定文(ひていぶん)は、A/AN/Vとなる見込(みこ)みがない状態(じょうたい)であることを()べるときに使(つか)う。
AAくなさそうです
ANANではなさそうです
VVそうもありません
 例 1 (電車(でんしゃ)(おく)れて)
A:一時間目(いちじかんめ)()()いそうもないですね。
B:遅刻(ちこく)ですね。
2 先生(せんせい)(ゆる)してくれそうもありません。どうしましょう。
●「Nそうです」という(かたち)はないが、「Nじゃなさそうです」の(かたち)使(つか)われることがある。
(れい) あの(ひと)学生(がくせい)じゃなさそうです。
形容詞(けいようし)「いい」は、「よさそうです」となるので、注意(ちゅうい)すること。
○ A.の場合(ばあい)()てすぐわかることには使(つか)えないので、「きれい、かわいい、()(たか)い、(ふと)っている」などを練習(れんしゅう)使(つか)わないように注意(ちゅうい)すること。
「そうです(伝聞(でんぶん)」とは、A、AN、Vの接続形(せつぞくけい)(ちが)うので注意(ちゅうい)すること。
(れい) (あめ)()そうです。(伝聞(でんぶん)
(あめ)()そうです。(様態(ようたい)
 れんしゅう
18-4 ジェスチャー・ゲーム
18-6 クラブ紹介
18-7 忙しい2学期
 関連文法項目
そうです(伝聞)
 使うイラスト
そうです(様態)
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