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BTS00102
「教科書を作ろう」文法解説
ふりがな
NはNより
●日本語能力試験 旧3級
■
構造図
N1
は
N2
より
A
AN
V
■
基本 例文
【解 説】
A. N1についてN2との
比較
(
ひかく
)
で
説明
(
せつめい
)
するときに
使
(
つか
)
う。解説>
【例文 1】
今年
(
ことし
)
の
夏
(
なつ
)
は、
去年
(
きょねん
)
の
夏
(
なつ
)
より
暑
(
あつ
)
いですね。
【例文 2】A: この
神社
(
じんじゃ
)
は、
人
(
ひと
)
が
多
(
おお
)
くて、にぎやかですね。
B: ええ。でも、お
正月
(
しょうがつ
)
は、
今
(
いま
)
よりもっと
人
(
ひと
)
が
多
(
おお
)
いですよ。
【例文 3】A:
体
(
からだ
)
の
具合
(
ぐあい
)
はどうですか。
B:
今日
(
きょう
)
は、
昨日
(
きのう
)
よりいいです。
【例文 4】A:
新
(
あたら
)
しいデジタルカメラはどうですか。
B:
撮
(
と
)
った
写真
(
しゃしん
)
がモニターですぐ
見
(
み
)
られるので、ふつうのカメラよりずっと
便利
(
べんり
)
です。
【例文 5】A: このお
寺
(
てら
)
は、さっき
見
(
み
)
たお
寺
(
てら
)
より
古
(
ふる
)
いですか。
B: いいえ、さっきのお
寺
(
てら
)
のほうが
古
(
ふる
)
いです。
【例文 6】
今日
(
きょう
)
はいつもより
道
(
みち
)
がすいていたので、
早
(
はや
)
く
着
(
つ
)
きました。
【例文 7】
仏教
(
ぶっきょう
)
は、キリスト
教
(
きょう
)
より
早
(
はや
)
く
日本
(
にほん
)
に
伝
(
つた
)
わりました。例文>
【解 説】
B.「より」はN2が
比較
(
ひかく
)
の
基準
(
きじゅん
)
であることを
示
(
しめ
)
す。解説>
【例文 1】
今年
(
ことし
)
の
夏
(
なつ
)
は、
去年
(
きょねん
)
の
夏
(
なつ
)
より
暑
(
あつ
)
いですね。
【例文 2】A: この
神社
(
じんじゃ
)
は、
人
(
ひと
)
が
多
(
おお
)
くて、にぎやかですね。
B: ええ。でも、お
正月
(
しょうがつ
)
は、
今
(
いま
)
よりもっと
人
(
ひと
)
が
多
(
おお
)
いですよ。
【例文 3】A:
体
(
からだ
)
の
具合
(
ぐあい
)
はどうですか。
B:
今日
(
きょう
)
は、
昨日
(
きのう
)
よりいいです。
【例文 4】A:
新
(
あたら
)
しいデジタルカメラはどうですか。
B:
撮
(
と
)
った
写真
(
しゃしん
)
がモニターですぐ
見
(
み
)
られるので、ふつうのカメラよりずっと
便利
(
べんり
)
です。
【例文 5】A: このお
寺
(
てら
)
は、さっき
見
(
み
)
たお
寺
(
てら
)
より
古
(
ふる
)
いですか。
B: いいえ、さっきのお
寺
(
てら
)
のほうが
古
(
ふる
)
いです。
【例文 6】
今日
(
きょう
)
はいつもより
道
(
みち
)
がすいていたので、
早
(
はや
)
く
着
(
つ
)
きました。
【例文 7】
仏教
(
ぶっきょう
)
は、キリスト
教
(
きょう
)
より
早
(
はや
)
く
日本
(
にほん
)
に
伝
(
つた
)
わりました。例文>
【解 説】
C.
文末
(
ぶんまつ
)
のA/AN/Vには、
以下
(
いか
)
のようなバリエーションがある。
A/AN:NがA/AN
解説>
【例文 2】A: この
神社
(
じんじゃ
)
は、
人
(
ひと
)
が
多
(
おお
)
くて、にぎやかですね。
B: ええ。でも、お
正月
(
しょうがつ
)
は、
今
(
いま
)
よりもっと
人
(
ひと
)
が
多
(
おお
)
いですよ。例文>
【解 説】
V:
状態性
(
じょうたいせい
)
の
動詞
(
どうし
)
「Vている」
解説>
【例文 6】
今日
(
きょう
)
はいつもより
道
(
みち
)
がすいていたので、
早
(
はや
)
く
着
(
つ
)
きました。例文>
【解 説】
V:Aく/ANに/
副詞
(
ふくし
)
+V
解説>
【例文 7】
仏教
(
ぶっきょう
)
は、キリスト
教
(
きょう
)
より
早
(
はや
)
く
日本
(
にほん
)
に
伝
(
つた
)
わりました。例文>
【解 説】
D. N1についてたずねるときは、「N1はどうですか」や「N1はA/AN/Vか」などを
使
(
つか
)
う。解説>
【例文 3】A:
体
(
からだ
)
の
具合
(
ぐあい
)
はどうですか。
B:
今日
(
きょう
)
は、
昨日
(
きのう
)
よりいいです。
【例文 4】A:
新
(
あたら
)
しいデジタルカメラはどうですか。
B:
撮
(
と
)
った
写真
(
しゃしん
)
がモニターですぐ
見
(
み
)
られるので、ふつうのカメラよりずっと
便利
(
べんり
)
です。
【例文 5】A: このお
寺
(
てら
)
は、さっき
見
(
み
)
たお
寺
(
てら
)
より
古
(
ふる
)
いですか。
B: いいえ、さっきのお
寺
(
てら
)
のほうが
古
(
ふる
)
いです。例文>
■
先生へ
●
三
(
みっ
)
つ
以上
(
いじょう
)
のことがらを
比較
(
ひかく
)
して、その
中
(
なか
)
でいちばん
程度
(
ていど
)
が
著
(
いちじる
)
しいN1について
述
(
の
)
べるときは、「N1はN2でいちばんA/AN/V」(N2はN1の
比較対象
(
ひかくたいしょう
)
となる
範囲
(
はんい
)
)を
使
(
つか
)
う。
例
冬至
(
とうじ
)
は、
一年
(
いちねん
)
でいちばん
昼間
(
ひるま
)
の
時間
(
じかん
)
が
短
(
みじか
)
いです。
●「N1はN2より
N3
」(N3は
程度性
(
ていどせい
)
をもつ
名詞
(
めいし
)
)という
文型
(
ぶんけい
)
もあるが、ここでは
扱
(
あつか
)
わない。
例
田中
(
たなか
)
さんは
山田
(
やまだ
)
さんより
努力家
(
どりょくか
)
です。
●「より」は
助詞
(
じょし
)
。
○
「より…ほう」
との
違
(
ちが
)
いを
明
(
あき
)
らかにするために、N1が
主題
(
しゅだい
)
であることがよくわかる
状況
(
じょうきょう
)
の
文
(
ぶん
)
で
練習
(
れんしゅう
)
したほうがよい。
■
れんしゅう
16-1 日本とくらべる
16-7 歌舞伎
■
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