初級から上級までの文法・表現項目について、簡潔な解説と例文を提供している「「教科書を作ろう」文法解説」と、よりくわしい解説の「日本語教育通信「文法を楽しく」」の2種類があります。海外の日本語教育の現場や、日本語を母語としない教師・教材作成者に役立つよう作成されています。
「教科書を作ろう」文法解説
初級から中・上級の文法・表現項目について、解説と例文を提供しています。提供している項目数は、次のとおりです。
旧4級 |
旧3級 |
旧2級 |
旧1級 |
級外 |
77 |
92 |
45 |
2 |
14 |
旧日本語能力試験の級は『日本語能力試験出題基準』〔改訂版〕(2004)にもとづいています。項目によっては、用法によって級が異なる場合がありますが、その場合、低いほうの級にあわせてあります。
そのほか、『教科書を作ろう』から、教材作成に役立つ「資料」を16点提供しています。
中等教育向け初級日本語素材集『教科書を作ろう』について
文法項目は、国際交流基金日本語国際センター制作の『教科書を作ろうせつめい編』(2002年)がもとになっています。
こちらに「教科書を作ろう」の説明があります。教材のダウンロードができます。
『教科書を作ろうせつめい編』
監修 |
佐久間 勝彦 (聖心女子大学教授) |
執筆 |
木山 登茂子、坪山 由美子、八田 直美、古川 嘉子、向井 園子 (いずれも国際交流基金日本語国際センター専任講師) 小松 知子(国際交流基金派遣専門家) |
その他の項目
執筆 |
中村 雅子 (国際交流基金日本語国際センター専任講師) 赤澤 幸 (国際交流基金日本語国際センター事業化開発チーム) 小林 佳代子、荒川 みどり、稲葉 和栄、福谷 正子(いずれも国際交流基金日本語国際センター客員講師) (肩書きは当時) |
日本語教育通信「文法を楽しく」
「「教科書を作ろう」文法解説」よりもくわしい文法解説です。学習上の問題となりやすい文法項目を取り上げ、実際の使い方を、日本語を母語としない人の視点に立ってわかりやすく解説しています。初級・中級文法のポイントを理解したり整理したりするために役立ちます。例文は、できるだけその文法項目の学習段階に合うように作ってあります。その文法についてさらに知りたい人のために、解説の最後には参考になる本が紹介されています。
「文法をやさしく」執筆 |
荒川 みどり、木山 登茂子 |
「文法を楽しく」執筆 |
市川 保子 |
「日本語教育通信」 
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