日本語を教えていらっしゃるみなさん、みんなの教材サイトへようこそ!
みんなの教材サイトは、世界各地の日本語教師がそれぞれの学習者に合う教材を作るためのユーザー登録制のウェブサイトです。
ユーザー登録なしでも素材を見ることができますが、登録すればさらに多くの素材にアクセスすることができます。
みんなの広場
世界各地のユーザーのみなさんが作った教材や素材、実際に教えたときのアイデアなどを送って共有することができます、そしてお互いにコメント、質問とその答え、教材を使った感想などを交換することでユーザー間のネットワークを作ることをめざしています。また「みんなのランキング」では、素材・アイデアについて「アクセス数」「役に立った!数」「フォルダー登録数」のランキングを発表しています。
コメント・使った感想、役に立った!、SNS
それぞれの素材には、ユーザーの参加や交流を促進する、以下の機能がついています。
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「コメント・使った感想」の投稿
素材へのコメントや、その素材を実際に使った感想を送ることができます。使った感想には、以下のような内容を具体的に書くと、ほかの人が参考にすることができます。
- ・どんな学習者の活動に使いましたか。(国・地域、教育機関の種類、日本語のレベルなど)
- ・クラスやグループの場合、何人ぐらいですか。
- ・どんな活動で、どのように使いましたか。
- ・使ってみてどうでしたか。使いやすかったですか。使いにくい点はありましたか。
- ・学習者の反応はどうでしたか。
- ・あとから使う人にアドバイスはありますか。
素材に新しい「コメント・使った感想」がつくと、「みんなの教材サイト」のトップページに表示されます。
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「役に立った!」ボタン
気に入った素材があったら、「役に立った!」ボタンを押してください。「役に立った!」の数は、みんなの広場のランキングページに表示されます。
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SNSを通じたシェア
SNS(フェイスブック、ツイッター)を通じて、素材の情報をシェアすることができます
※SNS上では素材を見ることはできません。リンクを通じてみんなの教材サイト上で見ることができます。
マイページ
マイページを使うと、素材やCan-doへのアクセスが簡単になり、目的・用途に合わせたフォルダの利用もできます。また他のユーザーとの共同作業にも利用することができます。
みんなの教材サイトの素材と、みんなのCan-doサイトのCan-doとを関連付けた利用もできます。
教師用ナビ
パソコンで素材を加工する方法や、教材作成に役立つウェブサイトを紹介しています。
運営者
国際交流基金日本国際センターは、国際交流基金の附属機関として、海外における日本語教育を支援しさらに充実させるため、人材開発、教材充実を2つの基本的機能として、事業を進めています。「みんなの教材サイト」は、教材充実のための事業のひとつとして2002年から運営されています。
案内役さくらとむさし
みんなの教材サイトでは、さくらとむさしという二人の日本語教師が、ユーザー同士の交流を促進する役目を果たしています。さくらとむさしをご紹介します。
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みなさん、こんにちは。さくらです。これまでいくつかの国で日本語を教えてきました。いろいろな国の先生たちといっしょに日本語を教えて、とても勉強になりました。以前、日本語の教科書を作ったこともあります。今は日本語国際センターで仕事をしています。日本語国際センターは埼玉県にあります。
私の名前は埼玉県の花、さくら草からつけられました。
さくら草は春になるとピンクのきれいな花がさきます。
かわいいでしょう?
※さくら草の写真は、群馬大学社会情報学部・青木繁伸教授のHPよりご提供頂きました。
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はじめまして!むさしです。日本語教師になってからまだ1年。毎日の授業で学生からのむずかしい質問に頭をかかえています。でも、授業で学生が前より積極的に日本語を話してくれたりするととてもうれしいです。日本語教育を通じて、いろいろな国の文化に触れるのも楽しいですね。
ぼくが住んでいる埼玉県は、江戸時代までは武蔵国と呼ばれていました。
ぼくの名前はそれからとったようです。そして、みなさんご存知の宮本武蔵はぼくが大好きな人物です。宮本武蔵が剣の修行をしたように、ぼくもこの「みんなの教材サイト」日本語教育の修行をしていこうと思います。みなさん、どうぞよろしくお願いします。
アドバイザー
開発初年度(2001年度)のみんなの教材サイトの仕様策定にあたっては、下記の方々にアドバイザーとしてご協力いただきました。記して感謝申し上げます。(肩書きは当時、敬称略)
鈴木 克明 |
岩手県立大学ソフトウェア情報学部教授 |
中原 淳 |
メディア活用研究開発系・メディア環境開発研究部門助手 文部科学省大学共同利用機関メディア教育開発センター |
リチャード・ハリソン |
名古屋大学留学生センター 日本語教育メディア・システム開発部門助教授 |
柳澤 好昭 |
国立国語研究所日本語教育部門第2領域長 |