その言語項目を使う必要がある場面を含んでいて、同時に学習者のニーズに合った活動を考えてみましょう。教科書がある場合は、その課の場面や活動がヒントになります。その際、現実社会で実際に行われるコミュニケーションが想定できるか、自然な場面かどうかをチェックすると良いでしょう。
学習する文型が決まっている場合は、「みんなの教材サイト」の「文法・文型で探す」から、その項目を使った活動を探して参考にすることもできます。あとは、上記Q1の②~③と同じです。その活動に、目標となっている言語項目(文型や語彙、表現など)が必要なことを確認しましょう。
自然な場面が設定できないときや、学習者のレベルに合ったCan-doがないときは、無理に課題遂行型の授業にする必要はありません。特に、初めて課題遂行型の授業を試す場合は、やりやすい活動から始めてみましょう。
なるほど。こうやって、上下のレベルのCan-doを見比べると、同じように「メールを書く」と言っても、A2レベルではどのようなことが目標となるのか、具体的にわかるんだ。
「JFS教材」は、すべてCan-doがついているから、目標の立て方など、参考にしてみるといいよ。