日本語の教え方や授業の方法を知るための教材や具体的なアイデアを提供しています。「
日本語教授法動画・テキスト
」、「
JFS授業案
」、日本語教育通信「
授業のヒント
」「
日本語の教え方 イロハ
」があります。
日本語教授法動画・テキスト
この教材は、教授法の基礎知識をテーマ別に学ぶための教材です。オンラインコース向けに作られたものですが、独習にも使えます。日本語国際センターでの教師研修の蓄積に基づいて作成しました。国際交流基金日本語教授法シリーズの内容やJF日本語教育スタンダードの考え方、言語教育の知見を参考にしています。教材はB1レベル程度の日本語で作られています。動画・テキスト・確認クイズがありますので、学習スタイルに合わせてご利用ください。
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「JF日本語教育スタンダード」来嶋洋美、「文字の教え方」篠崎摂子、「文法の教え
方」清水まさ子・木田真理、「会話の教え方」高偉建、「読解の教え方」八田直美、
「作文の教え方」押尾和美、「日本語教育と文化」大舩ちさと、「学習を評価する」長坂水晶
「国際交流基金日本語教授法シリーズ」についてはこちら
JF日本語教育スタンダードについてはこちら
JFS授業案
「JFS授業案」は、JF日本語教育スタンダードの考え方にもとづく課題遂行型の授業の例です。課題遂行型の授業とは、現実社会の中で、実際に日本語を使って何かができる能力を身につけることを目標とした授業です。ここでは、A1、A2、B1、B2の4つのレベルについて紹介しています。現場や学習者に合わせてオリジナルの課題遂行型授業をデザインするときの参考として役立ててください。
課題遂行型の授業をデザインするときのポイント
・目標は、Can-do(「~できる」という文)で設定します。 目標Can-doの選び方へ
・会話文を聞くときは、くり返し聞かせて推測力を使って内容と流れを理解させます。よく使われる表現にも気づかせて、使う練習に結びつけます。
・気づきや経験を共有する活動(相互理解)や、自分の国の文化やほかの国のことについて考える活動(異文化理解)を取り入れます。
・目標Can-doの達成を目指したタスク(パフォーマンスタスク)を取り入れます。
・目標Can-doにもとづいて自己評価、学習者同士による評価、教師評価を行います。
企画・編集 |
上原 由美子、長坂 水晶、伊藤 由希子、押尾 和美、羽吹 幸 |
執筆 |
上原 由美子、山本 実佳、篠崎 摂子、大舩 ちさと、押尾 和美、羽吹 幸、李 文鑫、山岸 愛美、須摩 亜由子 |
日本語教育通信「授業のヒント」
日本語教育の現場で、すぐに応用できる教え方のアイデア、ヒントです。アニメ・マンガや歌を使った授業、インタビューやディスカッション、交流授業の進め方、オリジナルの本やうちわを作る授業などのアイデア、日本語教師の情報収集の方法など、内容はバラエティに富んでいます。いつもとちょっと違う授業をしたいとき、日本語教師としての幅を広げたいときなどに活用してください。それぞれの記事には、「目的」「対象者」「クラスの人数」とともに、具体的な授業の進め方やコツなどが紹介されています。
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「日本語教育通信」
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日本語教育通信「日本語の教え方 イロハ」
国際交流基金日本語国際センターの専任講師が、日本語の基本的な教授理論、教授知識をわかりやすく解説します。「コースデザイン」「教材開発」「評価」など教え方全体に関すること、「読解」「会話」「聴解」など技能別の教え方、「文法」「文字・語彙」など各項目の教え方、「初級」「中・中上級」などレベル別の教え方のほか、「日本事情・日本文化の教え方」「レアリア・生教材の使い方」「教え方の改善」など、さまざまな側面からアプローチします。日本語教授法に関する基礎固め、知識の再点検に役立ちます。なお、このコーナーは、「国際交流基金日本語教授法シリーズ」(ひつじ書房)をもとに執筆されました。
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「日本語教育通信」 
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